【第36回東京国際映画祭】オープニング作品とクロージング作品が発表された!

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オープニング作品は今年のカンヌ国際映画祭で役所広司(やくしょこうじ)が最優秀男優賞を受賞した『PERFECT DAYS』。ヴィム·ヴェンダース監督が「役所広司は僕の笠智衆(りゅうちしゅう)だ」と絶賛し、カンヌで世界を感動させた傑作がアジアプレミアとして東京国際映画祭の開幕を温かく盛り上げる。

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また、クロージング作品は監督·脚本·VFXVFXを山崎貴が務めた『ゴジラ-1.0』。1954年に初めて姿を現して以来、日本のみならず世界中を魅了し、衝撃を与え続けてきた怪獣「ゴジラ」。ゴジラ70周年記念作品でもある本作が、公開前唯一の一般向けの世界最速上映として日本の映画祭の終幕にその咆哮をあげる。

ヴィム·ヴェンダース監督 コメント

今年の東京国際映画祭は私が敬愛する巨匠·小津安二郎監督の死後60年、生誕120 年の記念すべき年に開催されるもので、そんな機会に参加できることは私にとっては特別なことです。そこで私の『PERFECT DAYS』がオープニング上映されるというのはこれ以上ない誇りです。

市山尚三プログラミング·ディレクター コメント

『PERFECT DAYS』がワールド·プレミア上映されたのは5月25日、カンヌ映画祭も終盤に差し掛かり佳境を迎えようとしていた頃でした。公式上映が終わった後、映画を観た人々が一様に幸福そうな表情で感想を話していたことをよく覚えています。まさに映画祭の空気が一変した瞬間でした。

世界から集まった映画のプロフェッショナルたちの感情をそこまで動かしたこの作品をオープニング作品として映画祭の観客の皆様にお届けできることは、プログラミング·ディレクターとして大きな喜びです。

山崎貴監督 コメント

かつて東京国際映画祭といえばゴジラ初お披露目の場所でした。公開前、たった一度だけと決まった一般上映をその伝統ある映画祭で行えるというのは運命を感じますし、とても光栄なことだと思っています。

市山尚三プログラミング·ディレクター コメント
『ゴジラ-1.0』は初代ゴジラに当時の製作者たちが込めた精神を引き継ぎつつ、様々な点において山崎監督の果敢なチャレンジが見て取れる素晴らしい作品です。この作品を世界に先駆けてクロージング作品として東京国際映画祭で上映できることは大きな喜びです。

第36回東京国際映画祭

■日程:2023年10月23日(月)~11月1日(水)
■会場:日比谷·有楽町·丸の内·銀座エリア
■公式サイト:www.tiff-jp.net

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