한국어
ドナルド・トランプの支持者である著名な福音主義者パット・ロバートソン氏は、22日、今大統領は「代替現実(仮想現実)」に生きており、2020年選挙の敗北を乗り越えて「先へ進む時」だと述べた。
基督教放送プログラム「700クラブ」に出演したロバートソン氏は、「多くの才能と資金や人を集める能力を備えた大統領が、今でも別の現実(代替現実)に生きている」と指摘した。
彼は「それは本当の話です。人々は 『まあ、彼はあれこれ嘘をついている』と批判するかも知れないが、彼は嘘をついていません。何故なら、彼にとってそれは真実だからです」 と述べた。
ロバートソン氏は、トランプの2020年勝利のために祈り、トランプに「反抗する」者は誰でも「アメリカに対する神の計画に反抗する」者であると主張したが、今はトランプに自分の明白な敗北を認める時であると助言する著名な保守派たちの隊列に加わった。ロバートソンは特に、トランプ大統領の一番重要な支持基盤である福音派の中でも影響力のある唯一の人物である。
ロバートソン氏は、トランプは「経済のために素晴らしい仕事をした」と言いながら、しかし彼は「非常に不安定」だと評価した。
続いて、「彼は人々を解雇し、人々と戦い、人々を侮辱し、そして今でもやり続けている。それでごっちゃ混ぜになったかばんだ」とし、「私は 『あなたは自分の時を過ごしたので、もう次へ進む時だ』と言ったほうがいいと思う」と忠告した。
彼はまた、選挙結果を覆そうとするトランプの挑発的な行動に対して疑問を投げかけた。以前、神よりトランプが2020年の選挙で勝つという告げがあったと伝えたロバートソン氏は、「私はもっと良い解決策があるのではないかと祈り求めたが、もうすべて終わった」と語った。
「選挙人団が結論を言ってくれたと思う。バイデンの腐敗は明らかになっていないが、それが選挙人団の判断に影響を与えなかったようだ。そして、最高裁判所もその問題で動くつもりはないと思う。私たちはバイデン大統領に会うだろうし、彼が大統領に就任してから間もないうちに、カマラ・ハリス大統領に会うだろう。」
またロバートソン氏は、トランプが2024年の大統領選挙に出馬する考えは「間違い」であり、トランプの代わりに元国連大使ニッキー・ヘイリーを潜在的な後継者として指名した。
「それ(2024年出馬)はサイドショー(見世物)だと思う。それは間違いだと思う。私のお金はニッキー・ヘイリー氏に送られるだろうし、彼女は共和党の素晴らしい候補になると思う」と言った。
12月14日、選挙人団がバイデンの勝利を確定して以来トランプに選挙結果を受け入れるよう求める支持者が急増している。
先月、「2020年、トランプは自分自身を除いた共和党のすべての人々に勝った」とトランプを応援した保守系ラジオ放送の同僚であるヒュー・ヒューウィット氏は、今は「先へ進まなければならない」と助言した。トランプの長年の友人でありフォックスニュース特派員であるジェラルド・リベラ氏も、「恩恵と高潔さを持ってお別れを告げてほしい」とし「もう終わった」と語った。