コロナ19最大被災者、新天地「4200余名血漿提」へ

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23日、韓国の宗教団体である新天地イエス教証しの幕屋聖殿(新天地)大邱(テグ)教会は、新型コロナウイルスにより感染し、完治判定を受けた同教会所属信徒たちの血漿を治療剤開発のために提供すると発表した。血漿提供者が少ない中、新天地の信徒たちが集団で血漿を提供するならば、新型コロナウイルス治療剤開発がより早まるだろうと期待が高まっている。

血漿は、血液中の赤血球や白血球、血小板などの血球を除いた液体成分のことで、血漿にはウイルスや細菌などと闘って勝つ抗体が含まれている。血漿治療とは、ウイルスに感染し完治した人の抗体が含まれている血漿を患者に投与して治療する方法であり、新型コロナウイルス治療剤やワクチンがない状況の中、良い治療法として注目を集めている。

最近、香港大学の研究チームは、新型コロナウイルス感染症から回復した人の血漿が、新型コロナウイルスと闘っている患者のウイルスを99%死滅させることができるという研究結果を発表した。今年4月韓国では、セブランス病院チェ・ジュニョン教授チームが重症患者2人に完治者の血漿を投与して、 良好な治療成績をおさめたと報告されている。

GC緑十字関係者らも「新天地の信徒たちが集団で血漿を提供した場合、血漿不足問題が解消されるだろう」と高い関心を示しているが、23日現在、新型コロナウイルス治療剤開発のために血漿提供の意思を明らかにした人は195人に過ぎない。その中で採血完了者は49人、進行中は103人、血漿供与不適格者は43人である。

今後新天地が集団で血漿を提供するなら、最大4,266人もの提供者が現れる可能性がある。1人当り500mlの血漿を提供する場合、これを金額に換算すると最大850億ドルに値すると推定される。3月から4月の間、米国のバイオ企業である「カンターバイオコネックス」は、完治者に血液中に含まれている抗体の数値に応じて1ml(20滴)当り350ドル〜4万ドルで取引をしたことがある。

一方、最近浮上した新天地に対するソウル市の税務調査や大邱市による1000億ウォン損害賠償訴訟(新天地側が施設及び信徒リストを提出せず、非協力的であったという理由)への対策として、世論を自分たちに有利な方向に向けるための血漿提供ではないかという批判に、新天地関係者は「私たちは国税庁や検察の取り調べを実直に受けるつもりであり、血漿提供は治療剤開発や国民への恩返しという純粋な動機から始まった」と語った。

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3月2日、新天地のイ・マニ総会長が新型コロナウイルス関連記者会見を開き、信徒への特別手紙を公開しながら防疫のために積極的に協力するよう呼びかけている。

今まで新天地は、イ・マニ総会長の特別手紙を通じて4回に渡り全信徒に政府の防疫指針に積極的に協力するよう呼びかけたり、20回以上公文書を送ったりした。公文書には、△有症状者は漏れなく検査を受けること△医療機関、老人ホーム、多重利用施設などに従事する者は、無症状であっても漏れなく検査を受けること△全信徒は症状がなくても可能な限り検査を受けることなどが明記されている。

更に、新天地は「新型コロナウイルス検査を受けなかった信徒は、今後事態が収まり、正常な礼拝が行われるようになったとしても礼拝に参加してはならない」と明示することにより、宗教団体としては防疫協力のために最大限の対策を講じてきた。キム・ガンリ保健福祉部次官は「新天地が信徒名簿を削除、操作した証拠はなく、僅かな差があっただけである」と述べている。

イ・マニ総会長は「イエス様が人類を救うために自分の血を流し犠牲になったように、新天地信徒たちの血はコロナを克服し、良い結果をもたらすだろう」と強調し、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにおいて、全人類の健康を守るために信徒自らが血漿提供に積極的に同参するよう重ねて促した。その要請に応じて、「政府が新型コロナウイルスに感染した多くの信徒たちを治療してくれたので、今度は私たちが恩返しするときだ」と大邱教会の全信徒が血漿提供に名乗りを挙げたのである。

新天地関係者は、「この度は新天地信徒からたくさんの感染者が現れ、ご心配とご迷惑をおかけして誠に申し訳ない」とし「全国の新天地教会は、新型コロナの地域社会拡散防止のために防疫当局に積極的に協力しており、きちんと責任ある姿勢で新型コロナ事態が収拾されるまで最善を尽くしていきたい」と述べた。

最近、米国でヒンドゥー教司祭として活動しているニック・ヒルトラベディ(Nikhil N. Trivedi)氏は、「新型コロナウイルスは、各国で陽性の患者が現れる随分前から中国に既に存在していた。この致命的なウイルスの拡散に対する責任を新天地教会に転嫁して非難する行為はあまりにも不公平なこどである」と指摘し、大邱市の1000億ウォン訴訟は不当だという見解を明らかにした。

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