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今日、科学文明は高度な技術の発達と共に地球村の至るところで輝かしい花を咲かせているが、そもそも科学者たちは検証されていない一つの仮定の下に出発した。それは、急速な経済発展と産業革命がもたらす社会変化によって宗教は終わりを告げるだろうという予測であった。しかし、宗教の時代はまだ終わっていない。
むしろ世間の「期待」とは裏腹に、今日宗教はもっと斬新かつ多様な価値を生み出しながら復活している。基督教の伝統的な立場が弱体化しているアメリカやヨーロッパでは、新興宗教または難民の流入に伴う他宗教の伝播によってその空間が埋められている。
アジアやアフリカ諸国においては、国家の統治理念や社会統合のために宗教が大きく貢献している反面、9/11テロ以降、宗教の名の下でのテロリズムなどの暴力がますます深刻化しており、社会全般にわたる宗教の役割に対する期待がさらに強くなっている。
最近では、このような時代の要請に答えて、国際社会の平和と正義と安定に役立つ宗教の新たな役割を模索する「対話の場」や「プラットフォーム」が登場し始めた。
宗教間の対話と本質回復への道
今日、世界各地で暴力的過激主義が横行している中、その紛争や対立の背景にある宗教の責任が厳しく問われている。何故なら、様々な教義解釈が大衆を扇動する手段として用いられ、過激主義の暴力性を誘発·促進しているからだ。
これに対して、フィンランドイスラム協会のイマーム·アナス·ハザル氏は、「経書の中に込められている神のご意思を完全に理解するために努めず、自分の考えや理念にこだわって経書を解釈する限り、過激主義の問題は終わらないだろう」と指摘した。
一方、このような指摘に対して、宗教指導者は決して過激主義に走ってはならず、宗教本来の教えに立ち返り、人類を正しく導くために率先しなければならないという自省の声も高まっている。
エジプト「開発と教育のためのフォルス財団」のサワト·ガイド·サラマ·カバラ代表は、「数多くの人々が、テロや宗教紛争、暴力などによって、基本的人権さえも保証されず、言葉では言い尽くせないほど苦しんでいる」とし「私たちの地域社会では愛や寛容などの価値観が消え去り、『寛容の不在』『宗教指導者コミュニケーション不足』に起因する宗教の争いが絶えない現状だ」と指摘した。
また、「利己主義と他人の考えを受け入れない排他性、寛容の文化や人間観の欠如などで宗教間コミュニケーションがさらに難しくなった」とし「しかし、宗教は人々に平和を訴えている。『平和の種』は、平和な社会を築いて世界を変えたいという切なる思いが集まって蒔かれていく」と力説した。
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経書比較で指導者の姿勢を改めるべき
そして、カバラ代表は、「すべての宗教の経書は、平和と正義の実現、紛争解決、人間の尊厳性と多様性の尊重など共通目的を追求している。私たちは、宗教の真の価値を追求するために、紛争を引き起こす様々な背景や要因を分析し、教義の違いによって生じる敵対意識なども研究してきた。結論的に言えば、すべての問題は誤った教義解釈と誤解によるものであった」と結論付けた。
また、イマーム·アナス·ハザル氏は、「政治過激主義とヘイトスピーチが蔓延している欧州において、そういう分裂勢力に抵抗する市民団体、すなわちNGOの役割は、宗教の自由と平和と調和という観点からみて非常に重要だ。宗教に基づいた過激主義またはその他の過激主義に対する最善の対応策は「正しい知識」であり、それに対する責任は学者と宗教指導者たちにある」と強調した。
ラマクリシュナ·ヴェーダセンターのスワミ(ヒンズー教宗教指導者)ヴィータモハナンダは、「すべての人類が望んでいる真理を追求するためには、自分の宗教のみが最高だという固定観念や「あなたの宗教」「私の宗教」といった分離意識を捨てて、ひたすら経書に基づいて比較研究しなければならない」と訴えた。
経書比較の革新プラットフォーム「宗教連合事務所」
去る4月1日、2日の二日間、ルーマニアのシンクタンクであるレバント文化文明研究所と国際平和NGO「HWPL」、ルーマニア外交部、ブカレスト大学、国際倫理のための国家間の議会連合などが共同で開催した国際会議が「長期的紛争を解決するための文化外交の役割」というテーマで開かれた。
この会議では、特に「紛争の源」になった宗教を「平和の源」に切り替えるための非政府組織や市民社会の役割について活発な議論が行われた。
イ·マニHWPL代表は「自分の考えや判断に基づいて世俗文化を天の文化にすり替えてはならない」とし「宗教は人間に霊的世界と神の教えを正しく教えなくてはならず、まさにそれが世界を平和に導く天の文化である。宗教連合事務所で互いに経書を比較しながら、教義の根拠を確かめなければならない。そして、信頼できる基準に基いて、経書の教えに従って宗教は一つなければならない。経書を比較研究することによってはじめて、宗教による戦争は解消されるだろう」と力説した。
宗教連合事務所は、宗教人たちが経書に基づいて相互理解を深め、世界平和を実現するために開発された宗教人のための革新プラットフォームであり、世界130カ国220余個所を繋げるネットワークである。
2014年、UN傘下国際NGO団体であるHWPLの平和プロジェクトの一環として発足した宗教連合事務所は、経書比較を通じて宗教本来の教えを追求する各宗教指導者たちの対話の場でもある。
ソウルに本社を置くHWPLは、各国に開設されている宗教連合事務所を通じて宗教指導者ネットワークを全世界に構築し、紛争解決や予防などに役立つ宗教のあり方を模索している。
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「イエス·キリスト弟子教会」のオリバー·カン国際宣教師は「腐敗の道を辿る宗教は直ちに方向を転換しなければならない。そのために、宗教連合事務所は各宗教の経書を比較しながら教義の真意を確認する作業を行っている。このような比較作業は、宗教の腐敗を防ぐ最適な解決策になるだろう」と強調した。
また、カバラ代表は「宗教連合事務所は、世界中の宗教団体ネットワークをつなぐ重要な役割を果たしている」とし「すべての宗教指導者たちの協力と決断力を証す場として、全世界のすべての人々に寛容と平和と統合というメッセージを伝えている」と力説した。
HWPLの平和ネットワークは、特に青少年たちに宗教同士のコミュニケーションと相互理解こそが平和を構築する重要な要素であると教えている。
イラクのアフメドザシム·ハムード·アル·マリキ·グランドアヤトラ(指導者)は、「様々な宗教の教えを学ぶ宗教平和キャンププログラムを通じて、参加者たちは世界の宗教の歴史を学び、宗教対立や紛争の根本的原因と解決策を模索しながら、世界平和に役立つ宗教共同体の在り方や文化交流を経験することができる」と述べた。
彼は「この地球上で平和の価値を実現するために、自分の執着をすべて捨てて、各自の経書を比較しながら教えを一つずつ確認する作業を急ぎましょう。そして、宗教の本質に帰りましょう。「私は正しい。貴方は間違っている」という固定観念を捨てて、「自分の知っていることはすべて正しいのか。相手の考えはすべて間違っているのか」と自ら問い続け、互いに心を開いて交流していきましょう。そして、究極的な真理を捜し、平和という究極的な価値を実現していきましょう」と訴えた。
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