【自然治癒法】 体は既に知っている

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腎臓は一度壊れると他人の腎臓を移植しなければならないほど非常に重要な臓器である。尚、移植手術がうまくいったとしても、他人の腎臓に対して免疫機能が働くため、免疫抑制剤を服用しながら生きなければならない。一方、長期間に渡り免疫抑制剤を使わずに生きている人がいる。

イ・テグン氏(62、韓国・全北任實郡)は、高校の時に発熱の後遺症で腎臓を傷めた。それから、ある日突然、慢性腎不全と告知された。長い間蓄積されたものが一遍に噴出してきたようだ。仕方なく妹の腎臓を移植し、免疫抑制剤の副作用で苦しんだが、食事療法を通じて免疫抑制剤を徐々に減らしてきた。その間、家族らも野菜中心の食生活をしたため健康を保つことが出来た。

「薄緑色鮮やかなあの谷こそが春の祭りですよ。過去20年間一日一食のみの生活。三食をきちんと食べるのは、自分の体と心を虐待するのと同じだと思います。三食は食べ過ぎですね。一食だけで十分だと思う。野菜中心の自然食と少食、そして食事の後は、木を割ったり良く動くことです。欲を減らして心安らかに生きればそれで十分です。特別な秘訣はありません。

サツマイモやトウモロコシが大好きです。蒸したものを皮ごと食べます。じゃが芋の皮は良いですね。皮の中に栄養分がたっぷり入っていますよ。食べ物が自分の体になるということは当たり前の常識ですが、私たちはそれをすっかり忘れているようです。「痛みによって成長する」と言われますが、私は病気をきっかけに自然に近寄って食べものから変えようと努力しました。」

昔から「食べ物が血となり肉となる」と言われている。血液は腎臓でろ過され尿で排出されるが、もし血液が汚れていると腎臓に穴が空き、そこから漏れた赤血球と尿が混ざって排出される。これを「腎炎」という。つまり、腎炎の原因は、血液の汚れであり、その根本原因は汚染された食べ物を体中に取り入れたからだ。従って、血液を奇麗にするためには、何よりも食べ物の質をアップさせることが先決課題だ。また、エネルギーを摂取した分、体を動かしてエネルギーを発散しなければ血液は濁ってしまう。

自然環境に順応しながら生きる動植物は病気にかからない。太陽光は生命のエネルギーである。夏に太陽光をいっぱい浴びると冬の寒さに耐えることができ、冬の冷たい風に当たると暑い夏を乗り越えることができる。土は生命の源であり、森は体の防御能力を高めてくれる。野生動物は酸素の豊かな自然環境の中で服を着ずに生きているため、皮膚呼吸を通じて新鮮な空気を取り入れる。そして、水は生命の源である。

病気の最大の原因は、生態系の破壊と利便性のみを追求する反自然的な生活習慣にある。産業化以前の日常生活はそのまま肉体運動だった。一日中働きながら歩いたので、丈夫な筋肉を持っていた。ところが、より便利な生き方を求めた結果、身体活動が減り、インスタントや化学添加物を含む食品だけを好み、冷暖房付きのアパートやオフィスで夏には涼しく冬には暖かく過ごした。汗の吸収率がよくないインナーとタイトな服を着て、化学繊維などで体を包み込み皮膚と空気との接触か遮断された。皮膚の呼吸・吸収・排泄・感覚・保護作用が遮断されると病気になる。

疾病の治癒に成功した人たちには共通点がある。彼らは病気にかかった時の人間とは違う。自分と同じ病で苦しんで治癒に成功した人々を尋ね、治癒方法を学び、対人関係や食事法、生活習慣など自分の生活を根本的に変えた。人間は皆欠点を持っている不完全な存在であるという事実を素直に受け入れ、プライドを捨てた。そして、体が自らを治癒することが出来るように助けた。何故なら、体は既にその方法を知っているからだ。彼らは、病気を不幸ではなく自分の成長と発展のための良きチャンスとして考えたのだ。

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