【第29回東京国際映画祭】 コンペティション

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世界の秋の新作を中心に、期待の若手から忠実のベテランまで、傑出した個性が集結し、賞を競い合う。社会派、コメディ、スリランカ人、ラブストーリーなど、多彩な作品群は、いずれも魅力的な人間を中心に据え、複雑な現代社会を生き抜こうとする姿を描いている点で共通している。TIFFコンペティションで「世界の今」を実感することができる。
1-horz.jpg7分間(左)
リストラ計画が進行する繊維工場。様々な背景と事情を持つ女性労働者たちは結束して交渉にあたるが、工場側は奇妙な提案を出してくる…。揺れ動く人間心理を丁寧に見つめた、スリリングな心理ドラマ。俳優としても活躍しているベテランのミケーレ・プラチド監督最新作。
天才バレエダンサーの皮肉な運命(右)
バレエ教室を営む傲慢で最悪な性格のアレクセイは、かつては将来を嘱望された天才ダンサーだった。突然、実の子が現れたうえに腰痛が悪化し、彼はある決意を固めるが…。美しいサンクトペテルブルクを舞台にした、起伏に富んだヒューマン・コメディ。マジカルなカメラワークにも注目。
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誕生のゆくえ(左)
映画監督の夫と、舞台女優の妻。妻が第2子を妊娠し、経済力と互いの仕事を理由に中絶を夫婦で合意するが…。たたみかける会話の応酬が、日常の家族の風景を緊迫した人間ドラマへと押し上げていく。普遍的なテーマの中、随所に、現代イランが直面する問題が垣間見える。
ビッグ・ビッグ・ワールド(右)
青年アリは、離れて暮らす妹を気にかけるが、里親が会わせてくれない。業を煮やしたアリは妹の奪回を企み、極端な行動に走る…。生と死のあり様を、特異な設定と鮮烈な映像美で描く神秘的なサバイバルドラマ。過去に全作品をTIFFで上映してきたレハ・エルデム最新作。
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ブルーム・オヴ・イエスタディ(左)
ホロコーストのイベントを企画する頑固な男が、風変りなフランス人アシスタント女性と調査を続けるうちに意外な事実に行き当たる。凄惨な歴史が現在に投げかけている影を、ラブコメ要素を交えたタツチで描く大胆な人間ドラマ。監督は『4分間のピアニス卜』(06)のクリス ・クラウス。
ダイ・ビューティフル(右)
ビューティ・コンテスト出場を生業とするトランスジェンダーのトリシャが亡くなる。死後も美しくありたいという彼女の願いを、友人たちは叶えようとする…。笑いとポジティブな姿勢に貫かれた、驚愕の感動作。TIFFで女優賞に輝いた『ある理髪師の物語』(13)の監督最新作。
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フィクサー(左)
売春をしていた少女がパリからルーマニアに強制送還された。事件を取材するTVクルーを手伝う記者は手柄を立てようと張り切るが、少女への面会は難航し、記者の前にヨーロッパの闇が立ちはだかる…。ル一マニア期待の監督による、現代社会におけるモラルのあり方を問うスリリングなドラマ。
アズミ・ハルコは行方不明(右)
突如、街中に拡散される、女の顔のグラフィティアート。無差別で男をボコる、女子高生集団。OL安曇春子(28)の失踪をきっかけにひとつの街で交差する、ふたつのいたずら。なぜハルコは姿を消したのか?
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ミスター・ノー・プロブレム(左)
大戦中の重慶で戦争と無縁の生活を送る富裕層、農場を任される番頭、そこに闖入する青年らを中心に、3幕の寓話がスタイリッシュなモノクロ画面で味わい深く描かれる。ロウ・イエ監督作の脚本家として著名なメイ・ワオンが、長編第ー作として1943年の短編小説を監督。
パリ、ピガール広場(右)
仮出所中のナスは兄のバーを手伝うが身が入らない。やがて自分のビジネスを立ち上げようとするが…。歓楽街を舞台に、移民系の男が底辺から這い上がろうとする様を描く人間ドラマ。主演のレダ・カテブは出演作が目白押しの実力派俳優。監督は社会派ラップグル一プのメンバ一である。
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私に構わないで(左)
クロアチアの海岸沿いの町、ヒロインは問題の多い家族と窮屈な暮らしを送っている。不幸ではないが、決して幸せでもない。そして予期せぬ出来事が、家族の光景を変えていく…。内向的なヒロインの心理に寄り添い、絶妙な設定とリアリティ溢れる監督の演出センスが光る人間ドラマ。
サーミ・ブラッド(右)
1930年代、スウェーデン北部の山間部で暮らすサーミ族は、劣等民族とみなされ差別的な扱いを受けていた。従属を拒んだ少女は、運命を変えようと決意する…。自らサーミ族の血を引く監督が、先の世代の体験を力強いヒロインに託し、ラツプランドの美しい自然の中で描く感動的なドラマ。
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シェッド・スキン・パパ(左)
挫折した映画監督の男が借金と離婚問題に悩んでいるなか、老いた父は脱皮して若返っている? 奇想天外な展開から、やがて香港の歴史と愛の物語が浮かび上がる感動コメディ。佃典彦氏による「ぬけがら」(06年岸田戯曲営受賞作)を翻案し、香港の大スターを配した話題作。
空の沈黙(右)
侵入者による妻への暴行を止められなかった男が、自責の念に苦しみ次の行動を思い悩む。複雑な人間心理の奥底を見つめるスリラー。復讐劇にとどまらず、自己との緊迫した闘いをキレのある映像で演出するドウ卜ラ監は、2011年にカンヌ出品経験があるプラジル期待の新鋭。
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雪女(左)
小泉八雲原作「怪談」の一編である「雪女」を新たな解釈のもと、杉野希妃監督が映画化、自ら雪女とユキの2役を演じている。杉野の長編監督作品としては、『マンガ肉と僕』『欲動』に続く第3作となる。
浮き草たち(右)
兄に頼まれてヤバそうな仕事を渋々手伝ったダニーは、謎の少女と巡り合う。運命のいたずらはふたりを郊外ヘの小旅行に誘うが…。小気味よい展開と、センス溢れる映像と音楽が刺激的なラブス卜ーリー。 監督は2012年に処女長編がカンヌ映画祭に選出されたアメリカ期待の新鋭。

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