20世紀後半、世界囲碁界を豊かにした趙治勳と小林光一は、100回以上頂上を争った歴史的なライバルだった。対局中に小林九段はしばしば、次の手が思い浮かばない時、記録係に棋譜(対局手順)を要求して逆に見たり、相手の後ろに回って立場を変えて打つ手を研究したという。彼は相手の立場に立って、自分自身を冷静に見つめ直すことが出来る絶対高手だったのだ。
朴槿令(パク·クンリョン):「1980年の時、全斗煥(チョン•ドゥファン)元大統領夫妻が日本を訪問した時、天皇陛下が腰を曲げながら謝ったが、なぜ総理が変わるたびに謝れというのか?日本は韓国の経済発展の基になることをたくさんしてくれたのに、被害意識だけ抱いていては国益にならない。」
鳩山由紀夫:「日本の指導者に欠けているものは過去の歴史的な事実を直視する勇気を持てないことである。傷つけられた方がこれ以上、謝る必要はないと言うまでは常に謝罪する気持ちを持ち続けることが大事だ。慰安婦問題は、何も解決されていない。人権・倫理問題としてとらえ、 日本側が何らかの新しい措置を考えていくことが必要だ。」
立場の切り替え、相手の立場に立って考えてみることを意味する「易地思之(ヨクジサジ)」という故事成語は、「易地則皆然」(立場や状況が変わっても相変わらず同じ)に由来する。円滑なコミュニケーションは、正に「易地思之」から始まる。しかし、人々は通常、自分が少しでも困った時には、我慢できずに他人が自分を助けてくれることを期待する心理が先に働く傾向がある。
2000年前、イエスの弟子たちは、ローマが自分たちを迫害して生活が苦しくなったので、ローマが滅びれば経済問題が解決され、政治的にも安定し、神様にもっと仕えることができると考えていた。その反面、イエス様は、ローマが滅んだらすべての問題が解決されるのではなく、彼らの中に聖霊がと宿る時に神の国が臨むと教えた。相手が変われば自分が良くなるのではなく、自分の心を広げれば大きな仕事をすることができる能力が自分に与えられるという意味である。
鳩山由紀夫:「経済が低迷しているときに、中国や韓国に対して強固な姿勢を示す政治家が支持を受ける雰囲気があるが、これは間違いである。本当は、強いのではなく、精神が弱いからである。」
朴槿令の夫•シン総裁:「韓国内で問題となることは予想していた。99人が賛成している中、1人で反対することはとても勇気がいることだ。勇気を出したということを分かってほしい。」
小林名人は後日、「今の私がいるのは趙治勲という人がいたから」と話した。最強の好敵手がいたお陰で、彼は「真の強者」になることが出来たのだ。
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