【2019ライラック総会】金金山代表、「日本人女性たちよ、誇りを持て!」

PicsArt_12-18-09.41.49.jpgアジアニュース金金山代表、ソウルグローバル文化体験センターヘチホール(12/15)

한국어
ライラック会員の皆様、内外貴賓の皆様!こんにちは、アジアニュース代表、金金山と申します。今日、第2次ライラック総会に皆様と一緒に参加出来たことを大変嬉しく存じます。

在韓日本人会「ライラック」は、今まで男性が主導した戦争と暴力、抑圧と搾取、そして犯罪の歴史を終結させ、女性の母性愛に基づいて真の愛の家庭を築き、健全な社会と世界平和を実現するために立ち上がりました。

そのような趣旨に基づいて、私たちは韓国でも尊敬されている日本人女性、李方子女史と尹鶴子(田内千鶴子)女史をロールモデルとして、国境を越えて自分を犠牲にして人類愛を実践した、その尊い精神を受け継ぐために活動して参りました。

「韓国障害児の母」として称えられている李方子女史は「私の祖国も、私の埋葬所も韓国である」と堂々と語りました。李女史は日本でも歓迎されませんでしたが、「私は、特別に天皇の勅令を受けて韓国に嫁いできた。「帰れ」という勅令がない限り、絶対服従しなければならない」と語りながら、亡くなるその日まで韓国の地で社会福祉活動のために余生を送った「日本人女性の表象」であります。

また、「韓国孤児と乞食の母」と呼ばれている田内千鶴子女史は、孤児のない世界を夢見ながら自分のすべての人生を捧げた献身の象徴であり、国籍や宗教を越えて無条件の愛を実践した、人類愛と世界平和のアイコンでありました。

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手に手を握って

昔から日本人は公益のために自己を犠牲にする滅私奉公(めっしほうこう)の精神を美徳として称えてきました。このような平和のための献身と無条件の愛の伝統こそが、今日の日本社会に蔓延している排他的なナショナリズムを克服し、日本が世界から尊敬される国として生まれ変わる秘訣であると、私はあえて断言します。

今日、何故日本の若者たちはヘイトスピーチ(嫌韓発言)を叫びながら急激に右傾化の道を走っているのでしょう?それは自国への誇りを失ったからであります。

過去16世紀、17世紀にかけて「太陽の沈まぬ帝国」を作り上げ、黄金時代を謳歌していたスペインが、今日、なぜ財政破綻の危機に直面しているのでしょうか?他ならぬ誇りを失ってしまったからなのです。自国に誇りを持てず、健全な国家観も持たず、愛国心も希薄な指導者の下で、国家が繁栄したためしはありません。

これから日本が偉大な国として復活するためには、先ず日本人一人ひとりが誇りを取り戻さなければなりません。マレーシアのマハティール元首相はこう語りました。

「はっきり申し上げれば、いまの日本人に欠けているのは自信と愛国心です。確かに、過去に犯した多くの過ちを認める用意と意思は持たなければならない。しかし半世紀以上も前の行動に縛られ、恒常的に罪の意識を感じる必要があるのでしょうか?」

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東京五輪音頭

伊勢神宮に参拝した、イギリスの著名な歴史家アーノルド・トインビー博士は、「この聖なる地域(伊勢神宮)で、私は全ての宗教の根源的な統一を感じた」と、日本の伝統文化遺産の価値を高く評価したのです。

またイギリスの詩人エドウィン・アーノルドは、 「地上で天国あるいは極楽に最も近づいている国だ。その景色は妖精のように優美で、その美術は絶妙であり、その神のように優しい性質はさらに美しく、その魅力的な態度、その礼儀正しさは、謙譲ではあるが卑屈に堕することなく、精巧であるが飾ることもない。これこそ日本を、人生を生甲斐あらしめるほとんどすべてのことにおいて、あらゆる他国より一段と高い地位に置くものである」 と詠ったのです。

このような美徳を活かして、日本の誇りを取り戻すことこそが排他的民族主義を克服する近道でもあります。したがって、韓国の人々は、過去の日本の過ちを暴いて裁く審判者として満足してはならず、自信を失って排外的ナショナリズムに傾倒した日本の若者たちに、むしろ誇りを持たせる広い雅量と心の余裕を持たなければなりません。

今年は、1998年に小渕恵三首相と金大中大統領が「日韓パートナーシップ共同宣言」を発表した後、尹鶴子女史の生涯を描いた日韓合作映画「愛の黙示録」が史上初めて韓国国会で試写会を開催した20周年を迎える年であります。

韓国では満19歳、日本では満20歳になると成人式を行います。パートナーシップを結んだ日本と韓国が、突然のカルチャーショックによって試行錯誤を経験した20年間であったとするならば、これからは相手の立場に立って、相手の気持ちになって考える大人として新しく出発するときを迎えたのであります。

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日韓パートナーシップ宣言

ライラック会員の皆様、内外貴賓の皆様!愛の欠如はすべての問題の原因であり、愛の充足はすべての問題の終結であります。そして愛の犠牲は、大きければ大きいほどより多くの変化をもたらすことが出来るのです。

ですので、今こそ安倍晋三首相と文在寅大統領は、もっと大きな愛を持って「第2の日韓パートナーシップ共同宣言」を採択することによって、日韓関係において3度目の跳躍に挑戦しなければならない重大な転換点を迎えていることを肝に銘じなければなりません。

ライラック会員の皆さん、内外貴賓の皆様!今日、私たちはそういう歴史的使命を果たしていくために、この場に集まったのです。

滅私奉公の犠牲的精神に基づいて、日本人女性たちは先頭に立ち、失われた誇りを取り戻して、「地球上で最もナイスな国」 、天皇のせいという非難を浴びる国ではなく「天皇のおかげという海外称賛を受ける日本」として生まれ変わることができるように、今日、もっと大きな愛を持って歴史的瞬間に立ち会ってくださった内外貴賓の皆様に改めて深く感謝申し上げながら、私の挨拶に返させていただきます。

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ライラック賞・谷村ひとみ

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SAYAKA賞・高橋みずき

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金金山賞「七転び八起き賞」・康恩恵

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きらめき賞・生方淳子

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きらめき賞・牛腸順子

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