【宗教改革500年】カトリック教会・ルーテル教会共同企画「平和を実現する人は幸い」(11月23日)

image (1).jpg左から日本カトリック司教協議会会長・高見三明大司教、ドイツのヨアヒム・ガウク大統領、日本福音ルーテル教会・大柴譲治副議長/長崎カトリック浦上教会(2016.11.18)
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宗教改革500年を迎える今年、長い対立の歴史を超えて、日本のローマ・カトリック教会とプロテスタントのルーテル教会(ルター派)が共同で宗教改革を記念するシンポジウムと礼拝を行う。両教会は400年以上自らの正当性ばかりを互いに主張したが、大きな転機になったのは1962~65年の第2バチカン公会議だ。カトリックの司教らが集まる会議で、キリスト教徒と再び一つになれるよう方向転換したのだ。

それ以降、カトリック教会とルーテル教会は、歴史の検証と神学的な不一致をめぐる対話を始めた。約50年の歳月を経て、2013年、ついに「争いから交わりへ(From Conflict to Communion)」という共同文書に実を結んだ。来る11月23日、両教会は長崎市のカトリック浦上教会で宗教改革記念式を行い、キリシタン弾圧や原爆投下などの受難の地から、対立を終わらせ、平和を実現するモデルを提示する。

人々はいとも簡単に分断されてしまうが、分断したものがよりを戻すためには、本当に長い間地味な努力を繰り返さなければならない。艱難辛苦の末、両教会が他の宗教に対する排他性を本当に乗り越えていくことができれば、宗教界にとどまらず、広く社会に多大な影響力を与えるだろう。

■宗教改革500年共同記念シンポジウム及び礼拝
日時:2017年11月23日(木•祝) 10:00~15:00
会場:カトリック浦上教会(浦上天主堂)
共同主催:日本福音ルーテル教会•日本カトリック司教協議会
問い合わせ:宗教法人 日本福音ルーテル教会(TEL:03-3260-8631、FAX:03-3260-8641、jelc@jelc.or.jp、担当:白川道生牧師(日本福音ルーテル教会事務局長))
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ルーテル、ローマ・カトリック共同委員会 訳「争いからで交わりへ」
この本の最終章である第6章は、分かれたカトリック信者とプロテスタント信者は皆同じキリストの体であることを明らかにし、一つになっていくための5つの原則を提示する。

教会一致のための5つの原則

第1原則:カトリック教会とルーテル教会信者は、たとえお互いの違いを確認し経験したとしても、共通点を見つけその共通点を更に強化していくために、常に分裂ではなく一致の観点から見つめること。

第2原則:カトリック教会とルーテル教会信者は、不和と葛藤のときこそ、お互いに愛情を持って接し、お互いの信仰の証人となり、絶えず自ら変化すること。

第3原則:カトリック教会とルーテル教会信者は、具体的に目に見える「可視的一致」を探し、その目的を明確にしなければならない。「可視的一致」 とは、教会のためだけでなく、「世界のための奉仕」を通じて世界が主キリストを信じることができるようにするためである。教会のための一致ではなく、「世界のための一致」を強調したことである。

第4原則:カトリック教会とルーテル教会信者は、共にこの時代のためのイエス・キリストの福音の力を取り戻さなければならない。この地に神の国を拡大する「神の宣教事業」のために一緒に行動することである。

第5原則:カトリック教会とルーテル教会信者は、共に福音宣布と世界のための奉仕をもって神の慈悲を証言すること。「争いから交わりへ」は、教会一致と対話と協力のみを語るのではない。カトリック信者とルーテル教会を含むプロテスタント信者、つまり、キリストの体であるクリスチャン共同体が、この世を変えて、神の国を建設するために一緒に力を合わせ行動し働くことこそが、和解と一致の理由であり、目的でなければならない。

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