2013.07.14

【東洋人と言われるのが一番好き】 金 文学/日中韓の比較文化学者

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金 文学/日中韓の比較文化学者
◆金文学氏は、1962年韓国系三世として中国瀋陽市に生まれた。家では韓国語、外では中国語を使っての幼児・少年時代を過ごしたという。中国の大学では日本文学を専攻し、卒業してから6年間、大学講師を勤めた。1991年、同志社大学の招きで来日し修士課程を修了、引き続いて広島大学で博士課程を修了した。

「韓国人が中国で生まれ育ち、日本にくると三国人になるんです。三カ国にすごく愛着を感じています。」このように語る金さんは、たいへん落ちついた静かな感じの人で、日本語がすごく上手。とても韓国人や中国人には見えない。

◆金氏の著書はたいへん面白く、日中韓の文化の違いがよく理解できる。
「裸の三国志」は、クールな表現で日中韓の文化の比較がなされていたが、「中国人民に告ぐ」「韓国人民に告ぐ」「反日という甘えを断て」は、いずれも痛烈な表現が目立つ。このままの韓国と中国ではいけないという金さんの思い入れが、このように痛烈な文章を生んだのかも知れない。

 金氏のつぎの作品は、「日本人民に告ぐ」だそうだ。「日本には金はあっても、精神文化もなければ哲学もない。ゲラゲラ笑いのテレビはまるで無意味。日本で奨学金をもらい勉強した留学生が、みんなアメリカに逃げている。排他的な風土や制度のせいだ」と指摘する。           

◆現在、世界最大の事典になるといわれる「日・中・韓文化象徴大事典シリーズ」を執筆している。例えば、植物は梅、竹、蘭、菊など、人間は耳、髪、鼻などに分類し、個別に三カ国語で紹介していくという。

「三カ国には、それぞれの文化があり感受性も違います。違っていていいんですね。無理やり同じにしようとするのが間違いです。どちらがいいかでなく、違いを認め合うことが大切です」

「日本人には日本語、韓国人には韓国語、中国人には中国語で話しているので、あなたはどこの国の人ですかと尋ねられたんです。東洋人と答えましたよ。東洋人と言われるのが一番嬉しいですね」

「21世紀は東洋の時代です。これからは、益々人類が解決すべき大きな課題が増えていくことでしょう。人間性回復・自然回復のカギを握るのは、東洋思想です。これからも三ヶ国語で本を書き続けますよ」

◆「裸の三国志」(1998年、東方出版)は、文化やエロス、味、歴史などいろいろな面から、日本・中国・韓国の文化の比較がなされている。

1.好きな色は、日本が雑色、韓国が現色、中国が赤。
2.日本は「切り」の文化。韓国は「恨」の文化。中国は「忍」の文化。
3.日本人は実利主義・現実主義。韓国人は形式主義。中国人は二元論的で両方と半分ずつ持つ。
4.日本人は死と生が直結し、死・自殺を美化する。韓国人や中国人には、自殺を美化する情緒はない。
5.日本人は日本は島国文化で受ける文化。韓国は受けて取られる半島文化。中国は大陸文化で与える文化。
6.日本人は島国根性。心理的に狭く、多民族に心を開かない。心にもゆとりがない。韓国人は半島根性。強者に対する柔軟と反抗。涙と笑い。中国人は大陸根性。おおらかでのんびり、こだわりがない。忍耐力・持久力・大国意識・保守的。

◆「中国人民に告ぐ」(2000年、祥伝社)は、文化砂漠と化した中国の現状を紹介、その病根を抉り出す。

中国の文明は華麗で巨大な歴史を持つのに現実の中国を見ると、およそ大きくかけ離れているのに驚く。例えば、40%の青年は本を1冊も持っていないとか、人身売買が行われているとか、法意識がまるでないとかといった、信じられない実態がある。

中国には伝統的な反文化の系譜がある。苛烈に文化を弾圧した「外戚」と「宦官」。すさまじい文化弾圧が有名な明の太祖。文化の大破壊を進めた毛沢東の文化大革命。これらの反文化志向が中国の近代化を妨げる要因になっている。

◆「韓国人民に告ぐ」(1999年、祥伝社)は、韓国がいまだに日本の足許におよばず、また中国のような大国にもなれず、世界各地のひんしゅくを買っているのは、偏狭な「ウリ」の精神である。

「ウリ」とはわれわれを意味し、よそものを意味する「ナム」と対する概念である。このような強烈な身内意識が、韓国を差別大国とし世界の孤児にする要因になっている。このことに気付いている韓国人は少ない。

◆「反日という甘えを断て」(2002年、祥伝社)は、韓国には、日本人の想像をはるかに超えた反日感情、反日体質がある。

反日を裏返して見ると、そこには、自分を弱者・被害者に仕立て上げ強者日本へ甘えるという意識がある。このような反日を繰り返している限り、韓国が自立した先進国と見なされることは絶対にないし、正しい歴史認識に目覚めることもない。

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posted by Cultural Highway at 17:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | Column | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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